海外への輸出について
- 北海道は、四方を海で囲まれているので、水産資源が豊富です。
- インワールド北国物産は、北海道で漁獲された水産物及び北海道で加工された水産加工品をを海外へ輸出しています。
- 水産物の宝庫である北海道から、高品質で安全な水産物をシンガポール、香港、台湾をはじめとして世界各地へお届けしています。
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航空便による輸出航空便は、主に賞味期限の短い生鮮水産物を輸出する際に使用しています。 - 航空便で輸出する常温水産物のほとんどが、乾燥ナマコ、干しホタテ貝柱です。
- 保冷措置が不要で、入荷した荷姿のまま輸出します。
- 航空便で輸出する冷蔵水産物は、鮮魚、鮮魚加工品、ウニが多いです。
- 保冷措置が必要となり、発泡スチロール箱に商品と畜冷材を同梱します。
- 一般的な畜冷材だと、10℃以下を維持できるのは12時間程度です。
- 航空便で輸出する冷凍水産物は、エビ、カニ、凍魚が多いです。
- 保冷措置が必要となり、発泡スチロール箱に商品とドライアイスを同梱します。
- ドライアイスの量にもよりますが、16~20時間で気化喪失します。
- 航空輸送において、ドライアイスは危険物に該当し、航空機の機種ごとに積載できる重量に上限があります。
- 航空会社や路線によっては、ドライアイス同梱貨物の輸送を取り扱っていない場合もあります。
- 航空便で輸出される生きた水産物としては、ホタテ貝、ホッキ貝、牡蠣、毛ガニが多いと思われます。
- インワールド北国物産では、下記の理由から生きた水産物を海外へ輸出していません。
- 入荷する数量や規格が、漁模様に左右される。
- 生きた状態の維持を保証できない。
- 上記以外の国と空港には、乗り継ぎ便にて複数の空港を経由することになります。
- 保冷措置が必要となる冷蔵・冷凍の水産物は、低温を維持できる時間に限界がありますので、 乗り継ぎ便が必要となる遠距離の国への輸出は対応できないこともあります。
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船便による輸出船便は、輸送に日数を要することから、賞味期限の長い常温・冷凍水産物を輸出する際に利用しています。 - 北海道苫小牧港(TMK)
- 北海道石狩湾新港北海道石狩湾新港(ISS)
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クールEMSによる輸出下記のように少量の水産物を輸出する場合は、日本郵便のクールEMSを利用することがあります。
・15kg未満の冷蔵水産物
・10kg未満の冷凍水産物
常温の水産物
冷蔵の水産物
冷凍の水産物
生きた水産物
直行便
国 | 空港 | 飛行時間 |
---|---|---|
香港 | 香港国際空港(HKG) | 6時間 |
台湾 | 桃園国際空港(TPE) | 5時間 |
シンガポール | チャンギ国際空港(SIN) | 9時間 |
タイ | スワンナプーム国際空港(BKK) | 8時間 |
マレーシア | クアラルンプール国際空港(KUL) | 9時間 |
中国北京 | 北京首都国際空港(PEK) | 5時間 |
中国上海 | 上海浦東国際空港(PVG) | 4時間 |
韓国 | 仁川国際空港(ICN) | 3時間 |
航空便による輸出の費用
航空便による輸出は、費用が高めです。
常温品 | 概ね400~600円 / kg |
冷蔵・冷凍品 | 概ね750~1,000円 / kg |
コンテナ
船便で輸出する際のコンテナは、20フィート、もしくは40フィートのコンテナを利用しています。
水産物の場合は、Dry(常温)タイプの利用機会は少なく、Reefer(冷蔵・冷凍)タイプを利用することが多いです。
20フィート | 約21トン |
40フィート | 約26トン |
商品の重量や商品を梱包している資材の強度にもよりますが、高く積み上げると下の荷物が潰れてしまう恐れがあります。そのため、コンテナの天井ぎりぎりまで積み上げるケースは少ないと思われます。
段ボール箱で7~10段、高さも150~170cm程度までに抑えて積載するケースが多いです。そのため、実際に積載する水産物の重量は、20フィートコンテナで7~8トン、40フィートコンテナで14~16トンというケースが多いです。船便の運賃は、コンテナ1基あたりの金額ですので、積載する貨物の重量は関係ありません。
コンテナ1基をまるごとチャーターするFCLだと、20フィートで3トン以下、40フィートで6トン以下の場合、船便で輸送するメリットが薄くなります。輸出する商品が、500kg~2トン程度の少量である場合、LCL(混載便)を利用する方が得策です。
ただし、運航路線が限定されていたり、月1便のように運航頻度が少ないケースが多く、利便性は高くありません。
出発港等
弊社では、下記の港から出発する船便で輸出しています。各国の主要な港まで輸送することが可能です。
国 | 港 | 苫小牧港からの所要日数 |
---|---|---|
シンガポール | シンガポール港 | 16~20日 |
香港 | 香港港 | 11~17日 |
台湾 | 基隆港 | 4~8日 |
韓国 | 釜山港 | 5日 |
マレーシア | クラン港 | 12~18日 |
タイ | レムチャバン港 | 11~14日 |
船便は、スケジュールの遅延が良く発生します。 悪天候が多い台風シーズンや冬には、到着が1~2週間遅れることもあります。 そのため、輸出入のスケジュールは、余裕を持って計画することが重要です。
起用船社
KMTC | 高麗海運ジャパン㈱ |
NAMSUNG | 南星海運ジャパン株式会社 |
HEUNG-A LINE | 興亜海運 |
ONE | オーシャン・ネットワーク・エクスプレス |
CMA CGM | フランス海運会社CMA CGM |
船便による輸出の費用
常温品 | 概ね70~100円 / kg |
冷蔵・冷凍品 | 概ね110~150円 / kg |
LCL(混載便) | 概ね150~250円 / kg |
クールEMSは、下記の国へ配送可能です。
台湾 | ベトナム |
マレーシア | シンガポール |
クールEMSは、郵便のようにdoor-to-doorで会社やご自宅へ配達可能です。
※それぞれの国における配達可能地域、注意事項につきましては、下記をご参照ください。
日本郵便 クールEMS:URL
会社紹介
インワールド北国物産は北海道産品(菓子、海産物、化粧品等)の小売・卸売・輸出を行っています。東京浅草では、観光客向けに北海道の特産品を販売する店舗を運営しています。